会津日和 ~秋祭り~
今年も楽しみにしていた会津秋祭りの日がやってきました
郡山から始発(5時56分)の磐越西線で会津入り・・・
・・・間に合うのか
会津駅着7時08分で、タクシー乗って鶴ヶ城体育館に7時30分前に着ければ「御の字」ですが・・・
電車の中で化粧はみっともないっ
ていうけど、始発で誰もいないいし、ボックス席だし・・許して ってことで、マスカラを付けたし
日焼け止めをヌリヌリ
タクシーの運転手さんが上手く走ってくれたお陰?で、予想よりも早い20分ころ着。体育館は着替え途中の武士で混雑
でも、友人と無事合流できました
毎年、入城までの待機時間がやたらに長い・・・ お城の敷地内に移動してからもまた待機・・・・
待機疲れした頃にやっと入城です。
今年はお世話になっている三重県桑名市の商工会の皆さんが菅家市長に掛け合って、城内に物産販売ブースを出すことがかなって行列組と、物販組とで去年より大所帯でした
なんで三重県桑名市と会津若松市が関係あるの?っていう方、多いと思いますが、幕末の会津のお殿様と桑名のお殿様は実の兄弟なんですょ。桑名公が弟君。お顔も似てらっしゃる(あたりまえ?)
幕末維新の「戊辰戦争」を二人で戦い抜いたという、関わりから、たしか5年前の秋祭りが初お目見えでした。
今は、異動しちゃったんですが、観光課長さんが「熱い」方で、行列中は声をからしながら、その辺の由来の口上を述べてます。
で、桑名の方々に交じって出陣してるんですが、私たちの前の隊が「横須賀甲冑隊」で、鳴り物も人数も多くて、パフォーマンスもあるってことで結構、目を引きます。後ろが、「日野新選組」でこれまた大所帯。しかも、大河ドラマ人気もあって子供達の認知度も抜群!
・・・私たちは10人編成なので、間に挟まれるとちょっと、目立たなくなりがち
それがちょっと悔しいんですが、でも、お客さんはきちんと拍手で迎えてくれるのであたたかいですねぇ
行列中は、被っている笠がずれてきてたり、刀がずり下がってきたりとありましたが、怪我もなく倒れることもなく行軍し終えました
一応、この祭りのコンセプトは「出陣」してるってことなので、お城に帰ると「帰陣式」があります。
午前・午後合わせて4時間は歩いているので皆、ヘトヘトなんですが、この帰陣式で「我軍の勝利である」とアナウンスがあって
皆で「えいえいお~!」をする時が、達成感があってなんともいえない満足感なんですよ。
「勝利!」っていうのもいいですね。ご存知のとおり、歴史上では会津は戊辰戦争で負けて、辛酸をなめたわけですから
今年は今回限りの「子孫隊」があって、 名の通り、会津藩の子孫たちで編成されてるわけなんですが、彼らの心境も察するに余りある感じ。戊辰戦争で先祖が討ち死してる方も多いですし・・・
今年は諸事情あって参陣できないかなぁ、とも思っていただけに、感動もひとしお
桑名さんとのご縁もいつまで続くかわかりませんし、やっぱりこういう機会を逃すのは残念だよね、という友人たちの励ましにも勇気づけられて、出て、ホントに良かったのかも
お世話になった方々に感謝です